2011年8月19日金曜日

第5回  マーブルフェスタ

                   
今年も「マーブルフェスタ」が、盛大に開催されました。
「マーブルフェスタ」は、ボランティアスタッフと職員が協力して、患者さんに楽しい時間をプレゼントする夏祭りです。
講堂の舞台と狭い廊下は、大賑わい!
当日の様子を、ごらんください。

        <舞台>

               原 充弘院長先生よりはじまりのご挨拶

                 オープニング~トルコダンス(ZABUMBA
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                  社交ダンス(福中師長&Mr.原田)

マジックショー(西山師長&Dr.寺西)
                   
演奏(たまごオーケストラ)
    
              体操(中央材料部)

             大阪コナモンキッズ・ステージ
             (帝塚山少年少女合唱団)

マジック・ショー(白ひげのマジシャン:ミッキー)

            女性コーラス(アンサンブル・アベニュー)
 
              手話ソング(ぎんなん&WANOWANOALOHA

フラダンス(ぎんなん&WANOWANOALOHA

              がん患者会「ぎんなん」代表
              辻 恵美子さんよりメッセージ

           詩吟 (原田峯風)/尺八(原田吟山)

                                           歌と演奏(プリン・アラモード)
                          
             「トリオ・ダンシュ・デ・コロン」(fromドイツ)
              &ふするん(ダンス)

                ボランティア活動ワーキンググループ代表 
                石井正光先生より 終わりのご挨拶

<廊下側>ブース
             「リラックスしましょう~」
         (ハンド・マッサージ) 

    「あなたらしい色を一緒に探しましょう」
(カラーコーディネート)

                 「風鈴つくり」(べーこっこ)


             
                  「バルーンアート」(Heart/Balloon

                

                 「ミニ・バザー」(はりねずみ)

「かき氷・綿あめ」(栄養部)
           
<舞台を支えてくれたスタッフ>
        
          舞台転換~音だしまで担当してくれました。 
               

             名司会の小野田さん


マーブルタウンのボランティアスタッフは、社会人・学生・そして患者さんでもあるボランティアスタッフで構成されています。
マーブルタウンはもうじき5歳のお誕生日を迎えますが、始まりの頃より支えてくれた学生達も今年の春、卒業していきました。
それはそれは心細かったですが、『マーブルフェスタには戻ってきます!』と約束通り、有給休暇をとって帰ってきてくれました。

懐かしい顔ぶれに、ボランティアスタッフ一同大喜びでした。みんな来年も戻ってきてね♪
毎年、マーブルフェスタの時に舞台を華やかに彩ってくださる「アンサンブル・アベニュー」の皆様、ありがとうございます。
女声コーラスの魅力たっぷり♪日々研鑽を積まれ、安定した美しい歌声にうっとりします。
マーブルフェスタは「大人だってお祭りを楽しみたい!」という思いから始まりました。
そんな大人をにっこりやわらか~い気持ちにさせてくれるのが、本物のこども達の存在です。
もう、すっかりマーブルフェスタの主役!の帝塚山少年少女合唱団のこども達のおもしろく歌い上げる姿は、「こんなにおもろい合唱団があるのか?!」と驚きです。
さすが、大阪やな~と、自慢したくなります!来年が待ち遠しい!!
初登場の「ZABUMBA」の皆さんのオープニング!カッコヨカッター★
美しい衣装にプロポーション、トルコの音楽がなぜか妙に不可思議で、元気いっぱいもらいました!

そして、地元 阿倍野の音楽事務所「あべぷらん」さんのご協力で、ドイツから「トリオ・ダンシュ・デ・コロン」の皆さんにお越しいただきました。
上質な管弦楽の演奏に、入院生活のひとときに潤いを感じていただけたことでしょう。
「トリオ・ダンシュ・デ・コロン」ホームページ
http://www.triodecologne.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/

「あべぷらん・カルチャーわのわ」ホームページ
http://www.abeplan.com/


今年初登場!は、まだまだあります。

☆患者さんと、看護師長さんの夢の饗宴!!社交ダンス。

☆先生と看護師長さんのコラボ!マジックショー★

☆教え子にアシスタントしてもらった、白ひげのマジシャンミッキー!

☆詩吟と尺八の原田峯風・原田吟山さん。

☆大阪下町歌声サロン風の「プリン・アラモード」

☆大人気のハンド・マッサージに、カラーコーディネートも初登場でした。

☆がん患者会代表の辻恵美子さんのお話しは、とても深みがあり、胸にストンと刻まれましたね。

☆そして、毎年お世話になっています栄養部の皆さんによるかき氷に、綿あめ。
熱気ムンムンのマーブルフェスタに冷たーいかき氷は、砂漠のオアシスのようです♪

☆べーこっこの今年のワークショップは、植木鉢を用いた風鈴づくりで、これまた大人気でした。

☆バルーンアートは、“きみのために”作ってくれるので、風船を膨らませるところから見せてもらえるので、こども達は興味津々!

☆お裁縫チーム「はりねずみ」のミニバザーは、ファンの患者さんもいらっしゃるくらい名物です。

☆いつもは病棟で活動している医学生の「たまごオーケストラ」患者さんに親しみのある曲選びに、練習がんばってます!

☆昨年から登場の中央材料部の体操は、椅子に座ったままでも出来るオリジナル体操で、患者さんも楽しくご参加いただきました。

たくさんのいろんな想いを持った方に支えられ、第5回マーブルフェスタはお陰様で無事終了いたしました。
関わって下さったボランティアの皆さん一同、患者さんのご快復をお祈りして、精一杯がんばりました。

このブログを読んでくださったあなた~マーブルタウンの仲間になって、来年のマーブルフェスタを盛り上げてみませんか?

患者さん参加型のワークショップ形式で、患者さんの笑顔がほころぶような、おもしろーいイベント!お待ちしていまーす♪











  












                       




2011年8月2日火曜日

「コラージュWS~貼ってつくろう ! 自分の世界」

こんにちは。
神戸大学生ボランティアグループのべーこっこです。
7月1日(金)、神経精神科病棟にてコラージュを用いたワークショップを行いました。

テーマは「貼ってつくろう!自分の世界」です。


当日は9名の方が参加して下さり、作品を作っていただきました。
コラージュは、雑誌の切り抜きを画用紙に自由に貼っていきます。
貼るものや貼り方など、皆さん違っていて、出来上がった作品から受ける印象も様々でした!

テーブルを囲んでおしゃべりをしながら作ったり、
黙々とパーツを選んだり、
ボランティアスタッフと相談しながら作ったり、
それぞれのペースで作成していらっしゃいました。

ワークショップが始まる前は、「コラージュって何?どんなことするの?」と不思議そうにしていた方も、自然と皆さん夢中になっていました。

ボランティアスタッフも、「どんな作品が出来上がるんだろう」とすごくワクワクしました!
作品が出来上がってからは、患者さん同士で見せ合ったり、コラージュ作品をきっかけに会話がひろがり…

作る楽しみだけでなく、作品を味わったりと、あちこちで楽しそうな会話がひろがっていき、ワークショップをしていて嬉しく感じました。


                   「貼るだけやし簡単にできた」

                 「私ってすごい動物すきなんやなぁ」

                  「作品見てて癒される」

といった患者さんの感想。
貼るだけなのに、出来上がった作品1つ1つが、まさに「自分の世界」を表しているように感じました。

今年度に入り、初めてのワークショップで不安もありましたが、参加してくださった患者さんの笑顔に、べーこっこ一同が元気をいただきました。
そして今回のワークショップを支えてくださった看護師さん、ボランティアコーディネーターさん、本当にありがとうございました。

これからも患者さんに楽しんでもらえる活動ができるよう頑張りますので、よろしくお願いします。


べーこっこ 井倉未樹