2011年4月12日火曜日

はりねずみワークショップ「チューリップをつくりましょう」




6回目のワークショップは、2月17日に行われました。

今日はきれいな和布を使ってチューリップのかわいい小花を作ります。

病室で手芸を楽しんでいらっしゃる患者さん「入院中は暇を持て余していたから、この様な機会に巡り会えて、とても嬉しいわ」と本当に楽しそうです。

患者さん同士「いや~元気だった」と久しぶりの再会に感激のシーンもありました。

「誰も面会に来てくれない日は寂しくて、毎日がブルーになっていたので、この会に参加が出来て、一辺に元気が出たわぁ~ この様な参加型のワークショップ毎日でもあれば良いのに」の声も、私たちにとっても嬉しい限りです。




私も入院経験があります、室では皆さんカーテンで囲って会話もなく、一日一日が長くブルーになる気持ちはよく理解できます。
その様な方のためにも、できる限りワークショップを続けていきたいと思っています。

ボランティアとして、小児科病棟で音楽療法士をされている先生も来られ、可愛い作品に喜ばれていました。きっと小児科病棟の癒しの空間として可愛い花が咲くことでしょう。
それを見つめる小児たちの笑顔も想像できます。

又、男性の患者さん「そんな物よう作らん、明後日退院やから見学に来たのや」との事、では退院のお祝いにとスタッフが作り花束にしてプレゼントしました。

今日は80歳代の方も数名参加です。
でも、皆さん自分の作品を手にして、とてもよい表情で記念撮影です。皆さんのお顔から笑みがあふれ楽しそうに帰られる姿に勇気づけられました。

書いていただいたアンケートには、退院したら、はりねずみ工房に参加したいと数名の方、はりねずみ工房も今後益々の大繁盛で素晴らしいアイデアも沢山出てくることでしょう。

乞うご期待!!


はりねずみ工房 三村清子


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